[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
CNSの基礎の基礎
こういうものだよ、っていう、CNS入門の、入門の話を
CNSでは基本的に、Statedefという大枠の中に
Stateという段落が入ってるっていう構成です
つまりこんなのですという一例です
[Statedef 1000]
type = S
movetype = I
physics = S
anim = 1000
[State 1000,1]
type = changestate
trigger1 = time = 30
value = 0
ctrl = 1
Statedefというのが段落で
Stateが文節、と
まずはStatedefを見ます
type = S
ここはどのような状態か、という記述です
Sは地上で立ち、Aは空中、Cはしゃがみ
スタンド、エア、クラウチの頭文字でしょうね、多分
これは何の為にあるかと言いますと
相手の攻撃を食らった時に特に重要です
MUGENでよく見かける現象として
「相手の攻撃を受けたら空中に立った」
ってのがありますよね
あれは、空中での行動なのに、typeがSやCになっていて
見た目は空に浮いてても、地上に立っていると判断されてしまい
空中食らいにならず、立ち食らいになってしまい
そのまま空中に立っちゃう訳です
次に
movetype = I
これも状態ですが、これは
Aは攻撃状態、I は何もしていない、Hはダメージ状態です
アタック、アイドル(偶像じゃないですよ)、ヒット、の頭文字だと思いますが
これも重要で
Aじゃないと、hitdefがあり、攻撃判定があっても打撃は相手に当たりません
Hじゃないとダメージが通らなかったりもしますし
相手のAIもこれを読んでる場合が普通なのでちゃんと決めましょう
次に
physics = S
これはホントすっごい重要です、つか全部重要ですけど
Sは重力・摩擦を受ける、Nは摩擦・重力を受けない、Aは重力を受ける
恐らくスタンド・ニュートラル・エアの頭文字だと思います
下手にNを使うと空中に停止しちゃうし
らくらくSでやってるとvelsetで横方向の速度を指定しても
摩擦で止まっちゃいます
anim = 1000
これは読んだまま、AIRファイルに設定したアニメの中の
何番のアニメを利用するか、です
はい、最重要はこんなもんです
次にStateの内容です
[State 1000,1]
番号はなんだっていいんです、実は
でもちゃんとしとくと後で整理しやすいです
[State -1]とか[State -2]とかもありますよね
これは「操作中常に」とか「常に」とかです
特にー2はコマンドがあろうがなんだろうが
相手に捕まってようがなんだろうが作動します
type = changestate
はい、命令ですね
これは「何をするか」ですよ、目茶目茶多いです
全部把握出来たらすごいですね
ここに、例えば
type = velsetだとか、type = hitoverrideなどの
命令を入れます
type = changestate の場合
「ステートを変える」という命令ですね
で、ここでの最重要
trigger1 = time = 30
トリガー、引き金です
つまり
「何をした時に」changestateが発動するか、です
この場合は
time = 30の時にchangestateが発動する、という構文ですね
もっと砕きます
30フレーム経過した時点でステートを変える、です
この、トリガーは
triggerall
trigger1
trigger2
などと指定する事が出来ます
triggerallは トリガーオール、以下のすべてに関係出来ます
例を出しますと
triggerall = time = 30
trigger1 = pos Y = 0
trigger2 = vel X = 0
これは要するに
trigger1 = time = 30
trigger1 = pos Y = 0
trigger2 = time = 30
trigger2 = vel X = 0
と書いてるのと同じ事です
これだけは絶対に必要、であとは細々違う、みたいな
そんな条件を付けたい時に必要です
その後についてる文章は、各命令によって違います
これはもう、地球の応接間さんとかクリエイターズJAPANさんとかで
確認しながらやるのが一番いいですね
ワタクシも全部は把握してないですから
大変っぽいですが
辞書引きながら手紙を書くようなもんですから
普通の話、です、よね
と、今回は実に、根本的な話をしました
まだ足りない部分もあるかもですが
基本的にはこれらによって全体が構成されています
まずはカンフーマンなんかを見てみるといいですね